フライパン選びのポイント

Point1

フライパンの底の平さ

まずは裏返して裏面熱底の平面度を確認してください。底が薄く、平ではなく歪みがある場合は均等に加熱されません。これを局部加熱といい、局部加熱は 食材が均等に加熱されないばかりか、局部加熱された所だけはやく劣化してしまいます。 まずはフライパンの底をチェックすることをお勧めします。

フライパンの底の平さ

Point2

IH 用の場合、一体鋳造型を選ぶ

多くのIH用フライパンでは、ステンレス板をアルミ底に圧着してありますが、加熱・冷却の サイクルに弱く、微細な隙間が発生していき、性能が次第に落ちます。一体鋳造により完全に一体化密着しているものが良いIHパンの必須条件です。世界中で数社しか一体鋳造をしていません。一般の方には見ただけでは判別が難しい部分ですので、購入前に調べることをお勧めします。

一体鋳造型

Point3

熱を蓄える力、熱を均一に伝える力

鋳造フライパンについて DIN規格(ドイツ工業規格)では8mm以上の熱底が必要と規定しています。日本では薄く軽いフライパンがもてはやされていますが、均熱性の高い・熱容量の大きいフライパンには欠かせない条件です。このようなそこは肉汁の出ないステーキ、おこわを炊ける必須条件でもあります。

8mm以上の熱底

Point4

安全なコーティング

最後にもっとも重要なことは長持ちする安全なコーティングを選ぶことです。現在最も長持ちするコーティングはバイオタンです。また、バイオタンはPFOA、PFOS、その他有害なフッ素化合物を一切含まないことが証明されています。

安全性